デーゲンドルフ、 ドイツ、 2009年12月16日 * * * 組込み用コンピュータ・モジュール製品で有力なメーカーの congatec AG は、2010年の1月1日で創業五周年を迎え、それを祝う予定である。会社は、旧 Jumptec の 13 名の従業員によって創立された。当初より、会社は、各種フォームファクタのコンピュータ・オン・モジュール (COM) の開発に集中して来た。
congatec 社は、XTX 規格の策定において手助けをおこない、XTX コンソーシアムに積極的に関与し続けている。 congatec はまた、COM Express の確立を促進させた影の力でもあった。更に、PICMG (PCI Industrial Computer Manufacturers Group, Inc.) 内での共通のデザイン・ガイドの開発に加えて、congatec はこの重要な仕様に先立つ編集者としての積極的役割も果たした。
この会社のサクセス・ストーリーにおける次の画期的事例は Qseven (キューセブン)である。それは、パートナーである SECO 社と MSC 社と共に昨年に発表された。 congatec が設立した Qseven コンソーシアムは今や 30 社以上の異なる会社を会員に持ち、その会員は規格の維持と強化に責任を負っている。
congatec は 2008 年に 27 百万ユーロの売上げを記録した。その間、会社は従業員数 77 人に成長し、台湾、チェコ共和国、および米国に子会社を開いた。全世界をカバーするために congatec はまた海外の販売パートナーおよびソリューション・パートナーのネットワークと協力をしている。
congatec は、Bayern Kapital GmbH (英語名で Bavaria Capital、バーバリア投資会社) の Technofonds Bayern (英語名で The Bavarian Technology Fund) から資金投資を受け、また今年の初めに追加の百万ユーロの資金が事業に注入された。 経済危機にも拘わらず、2009 年の新規受注金額は記録的な水準に達している。今会計年度を前年度と同じ総売上高で閉められると見込んでいる。
congatec 社の CEO である Gerhard Edi 氏は、「回想してみると、これまで最初の5年間は非常に成功裏であった。高い適格性を持ち、高い士気を持つ社員と、強力なモジュール製品レンジのおかげで、我々は未来に対して完全に準備が整っていると思う。」と言う。