congatec が Intel® Pentium® プロセッサと Celeron® プロセッサを備えた新しい Thin Mini-ITX マザーボードを発表

* * *   組み込みコンピューターモジュール、SBC (シングルボードコンピューター)、EDM (組み込み設計と製造) サービスで業界をリードするテクノロジー企業、congatec AG は、14 nm Intel® Pentium® プロセッサとCeleron® プロセッサ(コードネーム「Braswell」) を備え、Windows 10 完全対応のグラフィックス機能に優れた conga-IA4 ボードを追加し、同社の産業グレードThin Mini-ITX マザーボードのポートフォリオを拡大します。 先行モデルと比較し、新しい Thin Mini-ITX ボードでは計算処理能力とグラフィックス能力が向上しており、最大 3 つの 4k ディスプレイに対応します。 性能が大幅に上がったにもかかわらず、電力要件は 3 ワット SDP (シナリオ設計電力) に低下し、ファンの要らない省エネのシステム設計を実現しています。 高さがわずか 20 mm の Thin Mini-ITX マザーボードを利用すれば、薄型のシステム設計が可能となり、スリムなパネル PC にも内蔵することができます。

新しい産業グレードの Thin Mini-ITX は、堅牢性、干渉抵抗、24/7 稼動、耐用性の面で従来のマザーボードでは十分でない用途を念頭に設計されています。  たとえば、レジシステム、計器、自動販売機、ゲーム、デジタルサイナージや、製造業、ロジスティクス、臨床産業で使われる産業用 HMI、パネル PC、シンクライアントでの利用が見込まれます。congatec の広範囲の文書や統合サポートを利用できるという点でも、Thin Mini-ITX マザーボードは同様な産業用製品より優れています。 さらに、継続的なソフトウェアサポートと UEFI とソフトウェアドライバーの定期的なセキュリティアップグレードが congatec のサービスを補完します。

各種機能の詳細

conga-IA4 Thin Mini-ITX ボードの仕様は、14 nm Intel® Pentium® プロセッサまたは Celeron® プロセッサを備え、3 ～ 4 ワット SDP (シナリオ設計電力) または 4 ～ 6 ワット TDP (端末設計電力)、最大 16 GB の高速デュアルチャンネル DDR3L 1600 RAM となっています。 Intel Gen 8 グラフィックスを内蔵しており、DirectX11.1 や OpenGL 4.2 のような最新 3D 機能を利用することで、4k 解像度 (3840 x 2160) という高画質をご利用いただけます (最大 3)。 内蔵されている動画エンジンは、H.265/HEVC 圧縮動画をジッターなしでデコードし、CPU 負荷を最大限に抑え、60 Hz で 2 つの 1080p H.264 動画ストリームをリアルタイムエンコードします。

PCIe (1)、Mini PCIe スロット (2)、USB 3.0 (4)、USB 2.0 (2) など、インターフェイスが充実しており、機能の拡張に利用できます 最大 2 つの CSI-2 カメラセンサーをフィーチャーコネクタで直接接続することが可能。 さらに、Gigabit Ethernet (2)、mSATA 3.0 (1)、SATA 3.0 (1)、UART (2)、8 GPIO、HD オーディオを完備しています。 congatec のオペレーティングシステムは、Linux や Microsoft Windows の人気製品 (Microsoft Windows 10 を含む) をサポートしています。さらに、 冷却ソリューション、I/O シールド、ケーブルセットなど、デザインインを簡単にする補完的なアクセサリも各種ご用意。

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