congatec がサーバー・オン・モジュール（SoM）のRAMサポートを倍増

Tokyo, Japan, 19 December 2018  * * *  規格標準化およびカスタマイズされた組込みコンピュータボードおよびモジュールの大手企業であるcongatecは、Intel Atom® C3000プロセッサベースのconga-B7AC サーバー・オン・モジュール（SoM）が現在3ソケット上で96GBのDDR4 SO-DIMMメモリまで対応していることを発表します。これは以前サポートしていた容量の2倍あり、メモリが組込みエッジサーバーにとって最も重要なレバーの1つであるため、COM Express Type 7をベースにした設計に重要な新しいマイルストンを設定します。Intel Atom C3000ファミリーが新たに利用可能となる32 GB SO-DIMMに対応しているため、この性能の飛躍的な向上が可能となりました。2400 MT/s の高速メモリ帯域幅を備えた新しいサーバー・オン・モジュール（SoM）は現在購入可能で、ECCのサポート付き、もしくはサポートなしでご注文いただけます。

「サーバー・オン・モジュール（SoM）技術のさらなる発達は組込み型のエッジコンピューティングにとって極めて重要です。たった125 x 95 mmの極めてコンパクトなフットプリント上で可能な限り最高のサーバーパフォーマンスと容量を提供できるようにするためには、継続的にRAMを拡張することが必要です。それゆえ、当社が最初のサーバー・オン・モジュール（SoM）の提供者となり、そのような高い記憶容量の既製品を提供できることを非常に光栄に思います。この性能の飛躍的な向上は、新しいサーバー・オン・モジュール（SoM）基準を高めるという当社の情熱を明確に示しており、偶発的にもこの分野において当社を技術と市場のリーダーにもしてくれています。」と、congatecの製品管理ディレクターのマーティン・ダンザー（Martin Danzer）は説明しています。

データベースから値を読み取り、書き込む最速な方法は、値を完全にメモリに読み込むことであるため、大容量メモリはサーバーアプリケーションにとって重要です。データベースが大きいほど、より大容量のメモリが必要です。ビデオ監視アプリケーションのコンテンツデリバリ用ネットワークアプライアンスや、自動化におけるIoTゲートウェイやOPC UAサーバーなどの組込みエッジコンピューティングの分野には、多くのデータベースアプリケーションがあります。大容量RAMも飛行中のビッグデータ・アナリティクスにとって良い中間バッファとなって、ほんの小さな結果を保存するだけですみます。多くの仮想マシンをホストするサーバーも、倍増したメモリ容量を非常に活用できます。96GBのRAMを備えた12の仮想マシンは現在、LinuxもしくはWindowsの標準インストールにとって理想値の8GBのRAMを各パーテーションで利用することができます。

96GBまでのRAMを備えたconga-B7ACサーバー・オン・モジュール（SoM）は以下の設定でご注文していただくことができ、在庫のOEM商品向けの統合サポートも直接受けることができます：

conga-B7AC COM Express Type 7サーバー・オン・モジュールの詳細については、以下でご確認くださいhttps://www.congatec.com/en/products/com-express-type-7/conga-b7ac.html