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congatecがワイヤレスセンサーネットワーク統合を簡略化

Tokyo, Japan, April 12, 2017 * * 組み込みコンピュータモジュール、シングルボードコンピュータ(SBC)および組み込み設計ならびに製造サービスの大手テクノロジー企業であるcongatecは、組み込みハードウェアとソフトウェアの国際展示会「2017 embedded world Exhibition&Conference」(ホール1、スタンド358)にて、簡略化されたワイヤレスセンサーネットワーク統合のためのベストプラクティス設計ソリューションをお披露目します。このソリューションは、ローカルセンサーネットワークをあらゆるクラウドソリューションに統合できるIoTゲートウェイ向けのアプリケーションレディなcongatecクラウドAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)をベースとしています。

congatecの新しいIoTゲートウェイ向けクラウドAPIは、ローカルスマートセンサと通信し、取得したデータを処理および変換して、ローカルルールエンジンに基づいて自動化されたアクションを実行します。IoTクラウドへのトラフィックを軽減し、高速なローカルアクションを可能にします。TLSセキュアなMQTTプロトコルを使用して、適切なクラウドとのセキュアな双方向データ交換を実現します。ベストプラクティス設計ソリューションでは、Microsoft Azureクラウドを使用します。クライアントはhttps経由で、クライアントまたは管理者モードでこのクラウドにアクセスできます。これらすべての機能により、IoTゲートウェイ向けの新しいcongatecクラウドAPIは、IoTゲートウェイおよびIoTエッジサーバ経由でスマートセンサーネットワークにアクセスすることが必要なOEMにとって理想的なスタート地点となります。典型的なアプリケーション領域として、産業製造や機械から、スマートシティ、スマート施設、スマートホーム、スマートエネルギーグリッド、医療用IoT、交通分野、デジタルサイネージにいたる様々なIoT分野があります。

congatecの新しいクラウドAPIは、アプリケーションレディな点や、Bluetooth LE、ZigBee、LoRa、その他のLPWANなど広範なワイヤレスセンサー相互接続を統合する組み込みの自由度、また単一のクラウドAPI経由の建物や工場自動化のためのワイヤードプロトコルが印象的です。プロトコル混在構成やその他のゲートウェイとの通信も可能です。後者のシナリオの典型的な用途は、インダストリー4.0接続機械と社内物流システムです。

「スマートセンサーネットワークはそれぞれ独自の要求を持っています。センサーネットワーク混在環境が必要な場合が多々あるため、様々なデータベースがIoTクラウドにも実装されています。IoTエッジゲートウェイそのものを含むローカルスマートセンサーネットワークを一箇所に統合することにより、IoTの末端において混在環境や双方向に対するこうした要求を管理できます。当社のIoTゲートウェイ向けのアプリケーションレディなcongatecクラウドAPIはこの要求を満たしています。このクラウドAPIの自由にプログラミング可能なソフトウェアモジュールをそのまますぐに利用して、当社のボード、データや接続されたセンサーネットワークにアクセスできます。これらのソフトウェアモジュールはC++で提供され、カスタム性に特化した実装の青写真として利用できます。これにより、個々のIoTソリューションの開発を大幅に簡略化します」と、congatecのマーケティング担当ディレクターのクリスティアン・エダーは説明しています。